前に日記で「米国の空港数は日本の鉄道駅数よりも多い」と紹介しましたが、では「米国の鉄道駅数は?」というのを調べてみました。
全米の駅数は分からないですが、米国のJRに相当するアムトラックの駅数は528駅と日本語版Wikipediaには書かれていますが、アムトラックの公式HPに書いてある駅のリストをExcelに数えさせると
カリフォルニア州:198駅
中西部:165駅
北東部:196駅
北西部:89駅
南部:94駅
西部:124駅
計 668駅
でした。
一方、日本はJR西日本だけでも1222駅(2009年3月31日時点)なので、それに比べると米国の駅数が非常に少ない事が分かります。
ただ、米国の各都市の地下鉄やLRTの駅数は計算していないのでこの数よりは若干増えると思います。まぁ、ニューヨーク地下鉄だけで468駅*1ありますからね。
乗降客数に関して・・・
アムトラックで最も利用客の多いペンシルバニア駅(ニューヨーク市)が2万1460人(2009年の1日当たり平均)です。
日本でこれぐらいの1日当たりの乗降客数なのが
今津駅(阪急今津線):2万1387人(2008年平均)
八戸ノ里駅(近鉄奈良線):2万4781人(2008年11月18日)
古市駅(近鉄南大阪・長野線):2万1725人(2008年11月18日)
泉佐野駅(南海本線・空港線):2万1762人(2008年平均)
光善寺(京阪本線):2万2984人(調査年度不明)
魚崎駅(阪神本線):2万1768人(2008年平均)
国府宮駅(名鉄名古屋本線):2万2637人(2008年平均)
代田橋駅(京王線):2万1479人(2008年度)
新丸子駅(東急東横線):2万0628人(2008年度)
小島新田駅(京急大師線):2万1205人(2008年度)
曳舟駅(東武伊勢崎・亀戸線):2万0994人(調査年度不明)
上井草駅(西武新宿線):2万1047人(2008年度)
京成佐倉駅(京成本線):2万0796人(2008年度平均)
百合ヶ丘駅(小田急小田原線):2万1674人(2008年度平均)
上星川駅(相鉄本線):2万3225人(2008年度平均)
井尻駅(西鉄天神大牟田線):2万1952人(2007年度平均)
と私が知らない駅名もあるような駅です。
ちなみに御堂筋線の駅でペンシルバニア駅(ニューヨーク市)の乗降人員を下回っている駅は新金岡駅しかありませんでした(2007年11月13日調査による)。
*1:徒歩連絡の乗り換え駅を1駅とみなした場合は421駅。