今朝の朝日新聞の朝刊一面に九州新幹線の事が載っていましたが、博多〜熊本の駅数の多さに思わず目が行きました。
途中駅は
熊本、新玉名、新大牟田、筑後船小屋、久留米、新鳥栖、博多。
博多〜熊本の距離(鹿児島本線経由)が118.4kmなので、平均駅間距離は19.7kmとなります。
最近、品川駅が開通した東京〜新大阪の平均駅間距離でさえ32.2km(しかも在来線距離ではなく新幹線部分の実測距離)であることを考えるといかに短いかが分かります。
基本的に、駅間距離というものは地方に行くほど長くなるのが通例ですが、どういうわけか新幹線の場合は地方に行くほど駅間距離が短くなります。
上記の九州新幹線だけでなく、山形新幹線も福島〜新庄の平均駅間距離が14.9kmと非常に短いです。まぁ、フル規格の九州新幹線と単純比較出来ませんが。
原因としては、
・かつての我田引鉄が我田引新幹線に変わった。
・地方ほど、全体の旅客における途中駅間移動客の比率が高い。
・山陽本線や東海道本線に比べて在来線の利便性が極端に悪くなるため、小都市であっても新幹線駅を設置する必要が出て来る。
などでしょう。