2010年6月21日に開業したデリーメトロ2号線*1のQutab Minar駅〜Huda City Centre駅ですが、この区間は既存の地下鉄や鉄道路線とは隔離されたところに建設されており、まるで飛び地のようになっています。
尚、ネットワークに組み込まれているJahangirpuri〜Central Secretariatも2号線であり、この区間が南伸して飛び地の区間に繋がるようです。
どうして飛び地の区間を先行開業させたのか不明ですが、都市鉄道で飛び地とは珍しいですね。
山岳の観光鉄道ならともかく普通鉄道で飛び地となっている路線は国内に存在しません。
かつて下津井電鉄は1972年3月31日に茶屋町〜児島が廃止されて以来、1972年4月1日〜1990年12月31日は他路線との接続が全くありませんでした。しかし、下津井電鉄の路線自体が1990年12月31日に全線廃止され、現在はバス事業に転換しています。ちなみに1988年3月20日にJRの本四備讃線(瀬戸大橋線)の児島駅が開業していますが、この児島駅と下津井電鉄の児島駅は700m程離れていて、事実上の別駅です。
全線廃止まで残されていた下津井電鉄の児島〜下津井は下津井〜丸亀のフェリー連絡のために残されていたようですが、下津井電鉄の全線廃止後の約9年後となる1999年8月にこのフェリーも廃止されています。
時代の流れに揉まれてしまった下津井電鉄ですが、時代の流れに合わせるように2006年10月1日から一部のバスでPitapaが利用可能になっています。
*1:Yellow Lineとも呼ばれるが、本記事では「2号線」と表記する。