その時は大した事件だとは思わなかったんですが、後で考えると重大な事件だったので書く事にしました。
時は2009年9月9日
台湾から帰る時の話です。
台湾桃園国際空港のチェックイン・カウンターを歩いていますと…
急に職員に呼び止められて、近くの荷物預かり所に連れて行かれました。
すると、目の前には見知らぬ荷物がありまして、どうやらこのカバンを開けろという指示をされたみたいです。
私は気が動転していたので、「これは私のカバンではない」と言う余裕もなく、首をかしげたりしていました。
それでも開けろという動作をしてくるので開けてみると、カバンの中にスプレー缶が入っており、「これは何だ」と言わんばかりにスプレー缶を見せ付けてきました。
やっと私も落ち着いたのか、「It's not our bag.」と言うと、向こうも頷いて放してくれました。
まだスプレー缶だったから良いですが、もしとんでもない爆発物や禁止薬物が入っていれば、私は帰国出来ないどころか場合によっては生きて帰れなかったかもしれません*1。
これから海外旅行に行く皆さんにも注意して頂きたいため、わざわざ1ヶ月近く前の事を書きました。
自分の荷物でないものは絶対に触らないように!
荷物を開けろと言われても、「It's not mine.」と言うように!
ちなみに台湾旅行記の4日目にも同様の文を追記しておきました。
*1:台湾の法律では、薬物所持は死刑。