京都駅では、0番線の待合室にわざわざ駅員さんが急行きたぐにの案内に来ていました。
恐らく、待合室で寝ていて乗り損ねるのを防ぐためでしょう。
「急行きたぐに」が入線。
乗り込んでA寝台の上段に上がります。
A寝台の上段からは景色が見えないので、さっき買ったDaily-inの食べ物を平らげた後、就寝。
鼻づまりが酷くて途中で起きました。
景色が見えないので何とも言えませんが、時刻から推測して武生で起きたんだと思います。
金沢に到着した時は「急行きたぐに」の案内の自動放送がたまに鳴っていましたね。
そこからはまた寝て、携帯のアラームで飛び起きました。
バイブで充分だと思っていたのに、間違って音も設定してました←あほ
富山を出た辺りで、車掌さんが私の所にやってきて、「魚津まであと18分ぐらいです。滑川の次ですので。」という内容を伝えて来ました。
どうやら車掌さんに起こしてもらえるサービスがあるみたいですねw
滑川の手前で身支度して、A寝台車の大阪方の端にあるボックス席へ。
雪景色が広がっているのかと思いきや、隅っこに雪が積み上げてあるだけでした。
まぁ、雪の降ってない日の北陸はだいたいこんなもん。
4:49、魚津で下車。
19分後に寝台特急 日本海
その6分後に寝台特急 北陸
その7分後に急行 能登
が来るので、それらの撮影でもしようかとホームで本を読んでいますと、駅員さんがやってきて「どこ行かれますか?」と訊かれました。
そら、JRの魚津駅の普通電車の始電が6時過ぎやから、4時台にホームいたら、そんなん言われるわけで(笑)
3列車撮影後は、待合室へ。
さっき、寝台特急か急行から降りてきた美人女性5人組が待合室にいただけで、他は誰も待合室にいませんでした。
途中で男性が入ってきて、美人女性5人組に何か話し掛けていましたか、互いに知り合いなのか、何か助けて欲しかったのか、はたまた単なるナンパなのか、全く不明です。
さて、昨日のdaily-inの食べ物の残りを食べて、そろそろ地元の方も待合室に入ってきたところで、私は地下道を通って富山地鉄の新魚津駅へ。
6:00発の宇奈月温泉行き 普通に乗車。
JRより始電は早いです。
途中、長屋あたりから雪が目立ってきて、終点の宇奈月温泉では数十cm積もっていました。
宇奈月温泉の手前で、車窓から大浴場(男)らしきものが見えたような気がしますが気にしない気にしない。
それはそうと、富山地鉄の車内で「年末年始フリー切符」の広告があり、何と内容は
7日間連続 富山地鉄全線乗り放題 大人2000円、子供1000円
ちょw
何という富山地鉄の大出血サービスww
今乗ってきた新魚津〜宇奈月温泉だけで片道900円ですよ。
普通に1日どころか、富山地鉄本線を1往復するだけで元が取れるという。
↑東三日市駅
とにかく、私は宇奈月温泉でそのフリー切符を購入。
どこか日帰り温泉があればなぁと思いましたが11:15からしかやっている所がなく、11:15まで待てないので宇奈月での日帰り温泉入浴は中止。
↑始発電車から2本目
実は地方私鉄唯一の快速急行に乗りたかったのですが、今日は休日ダイヤで快速急行が走っていなかったので特急に。
特急料金は100円なので、惜しむ気にすらなれず特急に乗車。
高校生も特急に乗っていました。
2両編成で、ワンマンカーで、液晶画面の運賃表があり、転換クロスシートの有料特急という珍しい列車です。
途中ですれ違った急行 宇奈月温泉行きは元・西武鉄道の特急車でした。
新魚津からはJRの線路と並びます。が、JRは対向列車しか来なかったので、JR vs 富山地鉄の競走は見られず。
線路は並んでいるものの、西魚津駅などは構内のカーブのせいで減速を余儀なくされています。
早月加積駅は1線スルー化されていて高速で通過していましたが。
西滑川の手前でJRと別れます。
上市では方向転換。
寺田で下車。実はここまで乗ってきましたが、車内のお客さんの数が10人を超える事がありませんでした。特に、上市→寺田は4、5人しか乗ってませんでした。
↑寺田駅にあった案内。「スーパー雷鳥 立山号」て
↑立山から来た電車と電鉄黒部方面の電車が連絡。奥は元・京阪電車の車両
↑電鉄富山に向けて発車
寺田で立山線に乗り換え。
時期によってはこの駅でアルペン特急 立山行きに連絡していますが、今の時期は走っていないので、普通電車に乗り換え。
この駅では各方面からの列車の連絡が緊密に行われていて、列車が到着する度に駅員さんが肉声で乗り換え案内をしています。
岩峅寺では上滝線が合流。
やはりこの駅でも電鉄富山行き(南富山経由)と連絡していました。
立山に到着。
↑除雪されていない右側の線路は今の時期は使われていない模様
駅前に「日帰り温泉」と書かれた看板があったので、携帯電話で電話してみる。
すると、以下のような感じでした。
私「今、立山駅なんですけど。」
温泉の女性「今から送迎に参ります。お名前をお伺いしても宜しいでしょうか?」
私「○○と申します。」
温泉の女性「佐藤様でしょうか?」
私「いや、○○と申します。」
温泉の女性「佐藤様ですね。バスロータリーがどこか分かりますか?」
私「はい。」
温泉の女性「では、お迎えに参ります。」
というわけで、私は佐藤様に進化しました(笑)
暫くするとクルマがやってきて、「佐藤様でしょうか?」と言われ、「はい」と答えました。
で、クルマ内では運転手さんがホテル名を名指しで「あそこのホテルは源泉を他から運んできてる」みたいな事を言って、「もしこのホテルの従業員でなかったとしても、このホテルを薦める。」というような事を言っていました。
ホテルに着いて、日帰り温泉&昼食
再び駅に送ってくれるんですが、
現在時刻が12:30。ホテルマンの持っていた時刻表に書いてた時間が12:34。
「1時間後までお待ち下さい。」
と言われました。
「あれ、おかしいな。確かに12:54発やったのにな」
と思って、携帯端末で調べると、確かに12:54発
この事をホテルマンに言って、「さっき見てたのは平日じゃないんですか?」と訊くと、「今日は平日ですよね」と言われたので、「鉄道会社は12月30日から休日ダイヤで…」と言うと、駅まですぐに送ってくれました。
立山駅に着くと、やはり12:54発でした。
岩峅寺で電鉄富山行き(南富山経由)に乗り換え。
ここでもやはり、駅員さんが出てきて、肉声で乗り換え案内。
で、乗り込んだ車両が
元・京阪8000系
補助椅子は使えないようになっていましたが、内装は大して変わっていませんでした。
富山地鉄本線よりも本数が少ないので、「あんまりお客さん乗ってへんやろな」と思いきや、途中からお客さんが増えて車内は2、30人に。
南富山では市内電車の乗り換えがありますが、ここで乗り換えると不二越線が未乗になるので乗り換えず。
ここからは新しく開業した富山都心線(運行系統で言えば環状線)の視察。
↑国際会議場前付近
市内電車を完乗して電鉄富山へ。
富山地方鉄道のサボ
↑地方私鉄にしては様々な種別があります
電鉄富山からは普通 電鉄黒部行きで新魚津へ。
さすがにこの時間は夕ラッシュという事でお客さんが多いです。と言っても立席の方は皆無でしたが。
ただ、途中ですれ違った普通電車には立席の方がおられました。
上市でお客さんの大半が降ります。
富山県内唯一の高架駅である電鉄魚津駅で身支度をして、新魚津で下車。
JR魚津駅の売店で地元の名産3品ぐらいを買って、「特急はくたか」の車内で食べます。
その途中に車掌さんがやってきて、「犀潟〜六日町の切符をまだ買っていないので発行してもらえないか」訊くと、車掌さんは頑張るもJR東日本エリアから無理みたいに言われました。
次に車内販売がやって来たので、直江津名物の「鱈めし」を購入。
それを食べている間にまたさっきの車掌さんがやって来て、「やっぱり発行できます」との事。
まぁ、きっと「こいつどんだけ晩御飯食べんねん」と思われているに違いませんが、とにかく950円を支払います。
直江津では、長岡からの電車の連絡待ちで3分遅れ。ほくほく線内では強風による徐行運転となり、結果的に17分遅れ。
寝ていたので遅れはあまり実感出来ませんでしたが、起きたら六日町の直前で焦ります。
危うく寝過ごして越後湯沢に行く所でした。
続きはまた明日の旅行記で
2日目終わり