Diary of a rail fan in Kansai,Japan(Ver.2)

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ニッセン(nissen.jp)のCMに出てくる電車

ニッセンのCMで香里奈さんが電車の中でうろうろしてる映像がありますが、
あれに使われている電車が何なのか知りたいので、色々調べていました。


最初は香港MTRのRotem電車かと思ったのですが、中間車の車端部に座席がある時点で違うなと。
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この通り。しかも、連結部分は扉以外にも窓がある点も違う


次に同じく香港MTRのSP1900系かと思ったんですが、連結部分に扉が付いている時点でいずれでもありません*1
まぁ、大半の日本の電車は連結部分に扉が付いているので、アレンジしたのかもしれません。
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画像では分かりにくいが、背面の扉は金属剥き出しになっている


手摺りについて言及しておくと、香港MTR東鉄線のメトロキャメル電車の1次更新前の手摺りはあんな感じでした。
ただ、通路を横断するような手摺りは当該電車にありませんが。
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中央に映っている人の頭上にある金属棒は、香港MRTの車両にはありません


あと、車両の外観から香里奈さんを映し出した映像が一瞬流れますが、車体の窓横に金属突起があり、「じゃ、ニューヨーク市地下鉄のどれかか」と思いましたが、1両あたりの扉数が違うので却下。
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これ


あと、香港MTRと決定付けた原因の1つにドア横の黄色と黒のストライプがあります。
それは良いのですが、問題は車内にある電光案内板の配置。
窓上にあんなに長い電光案内板がある電車は存在しませんが、香港MTRのメトロキャメル電車の電光案内板を横に伸ばせばあんな感じになります。


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先ほどの車両とは車端部の座席の長さが異なっている


さすがに連結部分のドア上に3つも電光案内板を持ってくるの車両はありませんが、ああいう電車はありませんね。


あと、決定的な違いが香港MTRでは通路上にポールが存在するが、このCMではそれが全く無い事。
この辺も日本風にアレンジしたんですかね。


で、結局どの電車かは分からず仕舞いという。

*1:但し、東鉄線の場合、頭等車(ファーストクラス)と接する車両には連結部分に扉が付いている。しかし、CMに出てくるものは片開きなのに対して、香港地下鉄SP1900系のその扉は両開きである。