ステンレス車、イベント車、新幹線、特急を除く大半の車両が対象らしいですね。
京都エリアは抹茶で統一するらしいですが、嵯峨野線のラインカラーが紫、
奈良線のラインカラーが茶色
なので、各路線の色に則すべきだと思います。
それはともかくとして…
「経費節減のために車体色の統一化を図る」と言われていますが、それと同時に「利用者に分かりやすくする」という理由もあると思います。
というのも「JR=何々色」と覚えている利用者が多く、この前も「JRの電車は緑で、阪神電車はオレンジ」とか言っているお客さんもいたので。←恐らく、おおさか東線か大和路線の沿線に住んでいると思われ
まぁ、今は何でもそうですが利用者に分かりやすくしようと思えば、自ずと平板なつまらないモノorとんでもないモノになってしまうんですね。
市町村合併した時の新しい地名も然り。
小郡駅も新山口駅に駅名を変更する時に、(別に鉄道マニアでもない)祖父が「小郡なんか山口県にあるに決まったるやん。何でわざわざ駅名変えんねん」みたいに言っていましたが、「小郡駅が山口県だとみんな知っている」のは昭和の中頃以前の話。
それぐらいの時代ではみんながみんな似たような知識を持っていて、そんなに意志疎通に困らなかったでしょうが、今の時代は覚えるべき事が多すぎて、また趣味が多様化し過ぎて、日本国民それぞれの持つ知識のズレが激しいんですね。だから、ある事を伝えようとしても語彙を小学生レベルに落としてからしないと万人に上手く伝わらないという。
だから、「小郡=山口県内にある」と知らずに大人になった人もいる(むしろそちらの方が現代では多数派)わけで。
小郡という細かい市町村名よりも、小学校で習うような山口という都道府県名を付けた方が伝わりやすいんですね。
塗色に関しても同様で、「奈良線は、白に黄土色と青色の線が入った221系、緑の103系」というよりも、「奈良線=抹茶の電車」とした方が分かりやすい。
極端な話だと、今の日本の首相を知らなかった人が私の知り合い(日本生まれの日本育ちの高校生の日本人である)がいますね。
まぁ、時代もここまで来たかとww
あまりにも情報が氾濫しているので、広く浅く知識を得ようとするとどれも浅すぎる知識になるし、狭く深く知識を得ようとすると上記のようになると。
最近、「話が合わない」「話が盛り上がらない」「話題性がない」と他人を非難する人が多いですが、原因としてそういうこともあると思います。