名松線の今後の輸送計画について(JR東海ニュースリリース)
http://jr-central.co.jp/news/release/nws000410.html
どうやら、土砂災害で名松線の家城〜伊勢奥津が不通になったのを機に「家城〜伊勢奥津は仮に復旧したとしても、また自然災害に見舞われる可能性がある」としてJR東海が廃止を考えているみたいです。
確かに伊勢奥津まで存続したくないのは分かりますが、廃止予定区間に含まれる伊勢八知駅は周辺に旧・美杉町の中心機能が一通り揃っている(ホテル、保育所、小学校、中学校、診療所、市役所庁舎、図書館、交番、Aコープ、各種商店や飲食店などが駅の半径500m以内に存在している)ので、少なくとも家城〜伊勢八知は存続すべきではないかと。
あと、廃止予定区間に含まれないのであまり関係が無いですが、伊勢八太〜権現前に新駅を設置(もしくは権現前駅を伊勢奥津寄りに移設)すれば乗客増が見込めるのでは。
というのも、この区間には近鉄の伊勢中川駅まで900m〜1000mという区間があり、現在著しく発展している伊勢中川駅周辺のエリアに入っているんで。
ただ、並行する近鉄と比べると本数が近鉄の1/18以下(特急を除いても1/10以下)なので、松阪方面の需要があるかどうか微妙ですが。
運賃では・・・
近鉄(伊勢中川〜松阪):250円
JR東海(伊勢八太〜松阪):230円※但し、新駅〜松阪では更に安くなると思われる
と何とか勝ってるんですが。
これまでも少なくとも2回も土砂災害で不通になっても復旧してきた路線なので、何とか存続するとは思うんですが。