来春のJRグループのダイヤ改正ですが、JR西日本での動きが大きいようですね。(と言うより、今回の改正で各支社別にダイヤ改正の概要を作って細かく丁寧に様々なイラストを用いて説明しているのは、現時点ではJR西日本だけ)
JR西日本公式HPによる詳細はこちら
私の独断と偏見による感想は以下。
特に学研都市線、山陰線(園部〜京都)での動きが大きいようで、
・学研都市線
・山陰線(園部〜京都)
- 全線複線化に伴い、列車を増発(特に朝ラッシュ時は亀岡→京都が快速12分毎、普通12分毎に)
- 全線複線化に伴い、行き違いが解消されるので所要時間が短縮(京都〜園部で最大15分短縮)
- 昼間時の普通列車のパターンダイヤ化(普通列車は20分毎に)
- 嵯峨嵐山駅の2面4線化により、普通と快速の同一ホーム乗り換えが実現
京田辺で後ろ3両切り離しがやっとなくなるようですね。三田の友人と「同志社前行きやったら、終着まであと1駅のところで3両切り離すからなあ。」と喋りあった事がありますが、それが解消されるようですね。
まぁ、この区間は同志社大生で混雑するのでちょうど良いかもしれません。
学研都市線で午前中に区間快速が30分毎に新設されるという事は、区間快速が快速運転する四条畷〜京橋では埋め合わせのために普通列車が設定されるでしょうから、少なくとも四条畷→京橋では毎時8本から10本に増発されると思います。(そうしないと四条畷〜京橋の普通列車が30分毎になってしまうので)
山陰線の朝・夕ラッシュ時の増発するようですが、昼間時は現行本数を維持したまま発車間隔を均一にするみたいですね。
てっきり
京都〜園部 快速30分毎
京都〜亀岡 普通15分毎
(特急除く)
にすると思ったんですが*1。
その他、姫新線でも姫路の近郊で大増発をやるらしく、特に佐用〜上月では平日の列車本数が50%以上も増加するみたいです*2。
あと、「皮肉やな」と思ったのが
山陰線(京都〜城崎温泉)の普通、快速電車に関して
京都← この区間は増発 →園部← この区間は現状維持 →綾部← この区間は減便 →城崎温泉
姫新線(姫路〜津山)の列車に関して
姫路← この区間は増発 →上月← この区間は現状維持 →美作江見← この区間は減便 →津山
山陰線に関しては、京都の都市圏が園部までという事をそのまま反映したような形ですね。
姫新線に関しては沿線自治体による姫新線高速化への協力の度合いをJR西日本がそのまま本数に反映させているような気がします。(当たり前と言えば当たり前の話で、しかも私の勝手な予想ですが)
と言いますのも、上月はギリギリ兵庫県の駅で、次の美作土居は岡山県、そしてその次の美作江見から先が減便対象路線だからです。
最後に、米子支社のページに書いてあった内容は・・・
>鳥取県西部方面から鳥取大学への通学に便利な時間帯の「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」
>が、新たに鳥取大学前駅に停車します。
>朝夕だけでなく、昼間の時間帯の列車も停車しますので、学校の時間割に合わせて列車を選ぶこ
>とができます。
これは鳥取大学の湖山キャンパスと米子キャンパスで授業がある生徒のためですね、わかります。
それにしても、地方は列車の本数が少ない反面、通学定期にちょっと金額上乗せするだけで有料特急に乗れるから羨ましいです。