あくまでも今回の旅行が春休みのメインの旅行です。
姫路までは順調に行ったのですが(福島で降りたのはトイレに行きたかったからですが)、人身事故の影響により後続の新快速が遅れたようです。
そんな事はあまり気にせずに姫路で新型(223系型とも言うべき)気動車を撮影。
↑これ
ある男性「相生で待ってんの?」
駅員さん「いや、待ってないです。」
何!
10分遅れぐらいなら、待ってくれると思ったのですが。
姫路駅の放送では「岡山方面の電車、接続しておりません。岡山方面ご利用の方は相生駅で1時間程お待ち下さい。」と放送が流れていました。
「これはどえらい事になった」と思い、やってきた新快速に乗って時刻表をパラパラ捲ると、
1時間後の岡山行きに乗っても高知に着く時間が変わらない事が判明。
ちなみに赤穂線経由も調べましたが余計に遅かったのでパス。
その数分後に、近くの鉄道マニアの方がやはり「赤穂線経由の方が早いかもしんないね」と言ってました。
相生に到着。
ホームは結構混雑しています。
改札口に行くと…
自動改札機を通る人がまばらで、有人改札口がやたら混んでる件www
皆さん、青春18きっぷ利用ですね、わかります。
相生駅を出て、相生駅の駅舎の写真を撮ろうとすると、予想以上に人が降りてきて撮りにくかったですw
岡山で昼食を調達する時間がないので、相生駅前の喫茶店に入ります。(他にも2店ほどを見つけたが、いずれも準備中だった)
やはり岡山方面に行くお客さんはみんな同じ事を考えているのか、この喫茶店にも次々とお客さんが入ってきて、何とほぼ満席になりました。
すると、
常連客らしき女性「今日はえらい忙しいな」
店の人「何でか分からんけど…。」
というような会話が繰り広げられていました。
まぁ、滋賀県内での人身事故が遠因で相生駅前の喫茶店が一時的に繁盛したわけです。←まさに「風が吹けば桶屋が儲かる」的現象
また、岡山あたりで昼食を摂ろうとしていた方々も多いでしょうから、人身事故の所為で岡山県内総生産は下がり、兵庫県内総生産は上がったわけです。
はい、意味不明な経済学の話終わり。
隣のテーブルでは男性2人vs男性1人で、物件の売買の契約をしている様子で、銀行の振込みがどうのこうのと話していました。もしや振込め詐欺っ!(違
店を出て相生駅に行きますと、入口の階段では地べたに座って昼食を摂っている男性グループや女性グループがいました。
更に改札階からコンコースを見ると、やはりホームで女性グループが地べたに座って昼食を摂っていました。
僕がこの前の白浜旅行の計画を立てた際、「女の子は泊まるホテル綺麗でないと嫌がるで!」やら「女の子は食事が不味いトコあかんで!」やら親に色々警告されましたが、本日の相生駅を見ていますと、そこまで気にしなくても良いような気がします。
相生からは普通列車で岡山に向かいます。
岡山で快速マリンライナーに4分乗り換え。降りるホームをミスって焦りました。
実はこの3分後に普通 琴平行きがあるのですが、それに乗るよりも快速で坂出に出て、坂出から快速 観音寺行きで多度津へ、多度津から普通で琴平に出た方が早い(速い)のです。
というか、岡山から普通 琴平行きに乗ると予定通りに高知に着けません。
快速マリンライナーは岡山を出て…
1線スルー化された備前西市を高速で通過。
1線スルー化されていない妹尾を80km/hぐらいで通過。
そして、今回のダイヤ改正で新たに複線化された備中箕島〜久々原を通ります。
従来であれば備中箕島と久々原の間にある早島で、岡山方面の快速マリンライナーが行き違い停車をしていましたが、今回の複線化でその必要が無くなったために高速ですれ違っていきました。
茶屋町からは最高速度約125km/hを出していきました。
速度がいちいち分かるのは先頭車連結部分にいたからです。
ちなみに近くにいた女性グループは
早島駅の事を「可愛い〜」と評し、
茶屋町駅の事を「都会やな」と評しておりました。
瀬戸大橋を渡りきるとスピードを落として高松方面のポイントに入ります。
瀬戸大橋を造った際に、岡山〜高知・松山の輸送をメインに考えたからか、高松方面が分岐側になっているからです。
坂出で降りて、快速サンポート南風リレー号に乗り換え。
1番のりばで列車の写真を撮っている
↑ホーム端に行く時間が無かったのは(ry
と、柳原加奈子さんそっくりの女子高生が待合室に入ってきてびっくりしました。
南風リレー号とはいえ、僕は南風に乗らずに高知に行きます。
丸亀か讃岐塩屋で乗ってきた男女高校生グループが「この電車臭い」と言ってましたが、僕に言わすと彼らの香水の匂いの方が気になります。
まぁ、別に臭くない香水なんで全然構わないのですがw
多度津で普通 阿波池田行きに乗り換え。
実は多度津駅で色々な車両を撮影していた少年がいて、僕の乗った車両が多度津を発車した時もカメラをこちらに向けていました。
車内では車掌さんがお客さんに「温かくなってきましたね」と喋っていました。
琴平に到着。
琴平〜塩入では…
女性「車掌さ〜ん、定期あるから後ろから降ろして。」
車掌さん「荷物も降ろしますわ、段差あって危ないですから。」
女性「段差危ないわ。この前も靴挟まったけん。」
※中略
女性「この前もな、岡山で新幹線乗り換えよう思たら、両手に荷物持って走らないといけんかってな」
車掌さん「あそこ、距離あるからね」
※中略
女性「ここら、みんな子供か年寄りしか乗らんやろ。高松行くんもみんなマイカーで行きよるわ。」
車掌さん「仕事で普通乗ってるけどね」
「特急ばっかりやからね、僕も普通乗ったらホッとしますわ。」
※以上は要約したものです。以下の車掌さんの会話も同様です。
ちなみにこの車掌さんはかなり親切な方らしく、僕が讃岐財田で対向列車を撮ってから急いで乗ろうとすると「急がんでも大丈夫」みたいに言ってくれました。
また、茶髪男性とその彼女(奥さんかもしれない)のカップルには…
車掌さん「どこに行かれるんですか?」
カップル「高知」
車掌さん「高知。…(以下、観光案内)」
車掌さん「どこから来られたんですか?」
カップル「神戸です。」
車掌さん「昔ね、高砂の方で働いてたり、福知山の下ぐらいのトコにおったりして…兵庫県広いですね(笑)。」
というような会話をしていました。
また、坪尻駅が近付いてくると「カーテン開けといて下さい。」とそのカップルに言ってました。
しかもカップルの女性の方は坪尻駅を見てテンションが上がっていました。
坪尻駅前には
↑前回訪問時よりも人がいました
佃駅の手前ではちび鉄の子供2人と喋ったり、阿波池田で乗り換え列車の発車番線を気にしていた女性に丁寧に説明したりして、やはり親切でした。
sonshi1507氏経由でJR四国のサービスの良さは以前から承知していましたが、今回の車掌さんのお陰で更にJR四国サービスの良さを実感しました。
携帯電話の電源が讃岐財田あたりからヤバかったので、阿波池田のキオスクで充電器を買おうとすると、使い捨ての充電器しかなく、「この辺にコンビニないですか」と訊くと「何十分か歩いて行かなアカン」と言われたので、電源を消して残り少ない電気を確保しました。
今夜の宿の地図が携帯電話の中に入っているので、どうしても高知まで電源を持ち堪えさせる必要があったからです。
阿波池田から高知行きに乗車。
新改から先が未乗車区間です。
土佐山田からは高知の通勤圏らしく、普通列車の本数がこの駅から格段に増えます。
土佐山田に着いた途端に対向列車の阿波池田行きが発車していきました。
しかし、車掌さん曰く、上り列車の待ち合わせで5分程度停まるとの事。
「さっき、阿波池田が行ったとこやから、土佐山田止まりのやつやろ」と思っていましたが、やってきたのはまた阿波池田行きでした。
土佐山田→阿波池田は普通列車が1日8本*1(但し特急は毎時1本程度走っている)しか走らないのに、こんな立て続けに阿波池田行きが来るとは思いませんでした。
まぁ、後で来た方の阿波池田行きは土佐山田で時間待ちするので、先行列車とは次第に間隔が開いていくのですが。
後免からは更に列車の本数が増えます。土佐くろしお鉄道が乗り入れるからです。
あと、後免から並行する土佐電鉄に対抗する意味もあるからでしょう。
土佐大津で普通列車と行き違い。
高架に上がって布師田。
高架を降りて左手に操車場が見えて暫くすると土佐一宮。
このあたりから中層マンションが目立ってきます。
薊野では特急列車と行き違い。
最後は高架に上がって、高知に到着。
新しくなった高知駅の写真は明日撮ります。(何
高知から路面電車に乗ります。
はりまや橋で乗り換え券を貰って乗り換え。
券面には「はりまや橋以外での乗り換え無効」みたいに書いてあって「はりまや橋以外で乗り換える人なんかおるかw」と思いながら、近くの安全地帯に歩いて行くと、「デンテツターミナルビル前」と書かれた停留所に行ってました。
まさか、こんな早くにはりまや橋以外で乗り換えようとする人間が見つかるとは思いませんでした。
急いで、はりまや橋停留所に行って、そこから1駅。
宿に荷物を置いて、近くで「きつねうどん」を食べました。
その店で近くに座ってた男性の方が「五條」「橿原」「高田」やら知っててワロタw
22年間、大阪府で住んでた方らしいです。
↑併用軌道区間での撮影はクルマが邪魔で難しい
↑はりまや橋はすぐそこ
そして宿に戻りました。
1日目終わり
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