Diary of a rail fan in Kansai,Japan(Ver.2)

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JR西日本、減便時の輸送力確保のため女性専用車両の終日化をリア充専用車両の終日化に変更

4月から女性専用車両の終日化を決めていたJR西日本だったが、震災によって車両部品の調達が困難になり、減便や短編成化を行わないといけなくなったことから女性専用車両の終日化を中止すると発表した。


しかし、この発表に対して女性の乗客からは「昼間でも痴漢されるのにどうして!」という声が相次いだ事からJR西日本は対策に乗り出した。そこで浮上した案が「女性が認知する彼氏も女性専用車両に乗る事を可能にし、輸送力を確保すること」であった。
これは「痴漢されたくない。でも、彼氏とは一緒に居たい。」という乗客の声や「知らない男性には痴漢されたくないが彼氏には痴漢してほしい」という一定の需要を満たすものとして効果を発揮すると期待されている。
これにより女性専用車両に乗る事が可能な男性は従来の「身障者」、「子供」だけでなく新たに「リア充」が加わる事となる。


リア充専用車両の設置に伴い、女性専用車両の改装を行う。
まず改造の対象になったのは広告である。従来であれば広告は全車両共通であったのだが、リア充の目に触れる事の多い車両であるために当該車両だけ車内広告を変更する。特に「おばあちゃんの知恵袋」ばかり放送されてきた321系の車内ディスプレイでは関西各地のデートスポットなどを紹介する番組に変更されることになり、おばあちゃんの知恵袋を楽しみにしていた女性からは「残念でならない。Yahoo知恵袋よりもよっぽど役に立っていたのに。」とこぼしており、波紋を呼んでいる。
また、夜間はリア充専用車両のみ車内照明を消すことによって、リア充が夜景を楽しめるような配慮もなされている。しかし、車内で読書やパソコン作業を行う乗客からは「照明が暗いと困る」と批判され、一部の鉄道マニアからも「どうせ酉がまた電気代ケチってるだけ」と皮肉られている。
JR西日本管内で設置されている女性専用車両ロングシートばかりであったが、カップルで楽しめるようにとクロスシート化への改造もなされた。これには「輸送力確保が目的なのに、立席客が居られる面積の少ないクロスシート化をするとはどうかしている」という問題提起があったためにシートピッチを格安航空会社並みの狭さにする事で輸送力を極力確保することにした。肥満な乗客が座れないという欠点があるものの、「そもそも肥満な客は女性からの認知件数が非常に少ないので問題はない」と公式発表されている。


3月31日には東大阪市近畿車輛で改造第一号車が出場し、徳庵駅からはリア充向けの体験乗車会も行われたが改造車を撮ろうと大勢の鉄道マニアが訪れたために体験乗車に来た女性からは盗撮被害に遭ったとの苦情が数多く寄せられた。
JR西日本の担当者は「お客様にはカメラを向ける際のTPOをわきまえて頂きたい」と述べている。
体験車両は徳庵駅を出発し、ディーゼル機関車に牽引されて片町、奈良、東海道、湖西、北陸、信越、羽越、奥羽、青い森鉄道、八戸、三陸鉄道北リアス、山田、三陸鉄道南リアス線経由で岩手県大船渡市の恋し浜駅まで運転される予定だったが、津波で被災した南リアス線の復旧の目途が立たないために急遽、北海道室蘭市の母恋駅に行き先が変更された。
しかし、この駅は恋愛ではなく母の日プレゼントの縁起物として利用される駅であり、一部の関係者からは「リア充がマザコンに変わった」と嘲笑される羽目になった。


※本日はエイプリルフールです。