ちゃんと1回もサボらずに授業も出ているし、勉強も並以上しているつもりだが、それが全く試験の出来に反映されない。
まぁ、昔ここに書いたように理科(特に化学)が苦手な癖にこんな学科に入ったのがそもそもの原因なのは分かっているが、それでも1回も授業を受けずに試験に1発合格している連中を見ていると自分の理科的センスの無さを実感して情けなくなってくる。
当初は(数学や化学が苦手と知っていながら、就職云々を理由に)反強制的に自分を理系に進学させた親に怒りを感じたが、こうやって大学に入って思い通りにいかない事に直面するのも良い経験かもしれないと最近は思うようになった。
物心ついた頃から高校二年生までの約12年間、勉強に対しては絶対的な自信を持っており、それが限度を超えて勉強の苦手な人間を馬鹿にした時期もあったが、高三〜大学一回生でその自信が揺らぎ、大学二回生になって専門科目だらけになると勉強への自信はズタズタにされてしまった。
小学生の頃、勉強の出来ない同級生を馬鹿にした天罰が下ったのかもしれない。
一方、大学に入って自信がついた事もある。
高校時代までは他人と喋る事が苦手で、たとえ相手が男であっても、親しくない人間であれば赤面してしまう程だった。ましてや女性なんか近付くだけで気分が落ち着かなかったものだ。
しかし、大学に入ると殆ど抵抗なく他人と喋るようになり、女性とも喋るようになった。喋るどころか、喧嘩を売ったりもした。
原因は、高校までずっと「どうせ自分みたいなキモオタで、流行に疎くて、服装がダサい人間なんか女性は相手してくれんやろ。自分なんかあんな連中に笑われるのが関の山や」と思い込んでいた事である。
しかし、大学に入ってみるとキモオタのような人々(失礼)も女性と仲睦まじくしており、そういう思い込みがなくなってきた。
大学入学の前後でここまで心的な環境が変わるとは思わなかった。
或る意味では心が大人になったのかもしれないが、それが成長が止まったという意味ではない事を願うばかりである。
どんな意味があるのか知らないが、少なくとも大学3回生までは高校二年生までの心的環境のままで居たかった。
単位が取れないといずれにせよ先が思いやられるからである。
以上、典型的な中二病日記を閲覧頂きありがとうございます。